県民共済は、一体どんな人に向いているのでしょう。また、どんな活用の方法があるのでしょうか。今回は、県民共済が向いている人の特徴や、おすすめの活用方法について解説します。
県民共済が向いている人とは?
県民共済は、加入のし易さや、掛け金などにメリットがあります。まずは、県民共済が向いている人の特徴について解説します。
過去に疾病がある人
民間保険は、過去の疾病歴があると、加入を断られるケースや、保険料が上がるケースが多いです。一方、県民共済は、加入の際の医師の診断は不要で、加入申込書の「健康告知内容」(過去2年以内の入院歴、過去5年以内のがんや脳梗塞といった重病の治療歴があるかどうか等)に該当しなければ、加入することができます。そのため、民間保険に加入できなかった人でも、県民共済であれば加入できる場合があるのです。
年齢が高くなって加入する人
民間保険の場合は、中高年になってから加入する場合、毎月の保険料はかなり高額ですが、県民共済であれば、掛け金は年齢に関係なく一律なので、若年者は割高に、逆に高齢になると割安になります。
そのため、年齢が高くなって保障が必要となった人は、民間保険より、県民共済に加入する方が割安です。熟年型であれば、69歳まで加入することが可能です。
60歳から保障額が徐々に下がってしまうこと、最高で85歳までの保障となることには注意が必要ですが、5,000円未満の掛け金で、入院も死亡も保障できるため、かなりお得です。
掛け金を抑えて広範囲な保障を得たい人
若いうちは収入が少なく、どんな保障が必要かもよくわかりません。そんな時に、保障範囲の広い県民共済に加入しておけば、安い掛け金で、様々なリスクに対応できます。若年層の掛け金は割高になるものの、それでも県民共済の掛け金は安く、都道府県ごとの運用に応じた割戻金も受けられるため、お得です。