とにかく安く抑えたい人には生命共済がおすすめ
次は、概ね同水準の掛け金(保険料)での生命共済と医療終身保険の比較です。
毎月の掛け金(保険料)の安さを取るか、終身保障を取るかが、比較する際の最大のポイントと言えます。 

選んだのは、医療終身タイプで人気の高い、メットライフ生命の「フレキシィS」とオリックス生命の「新キュア」になります。

項目県民共済
総合保障2型
メットライフ生命
フレキシィS
オリックス生命
新キュア
加入年齢18~64歳18~80歳0~80歳
保障年齢18~65歳以下終身終身
掛金/保険料2,000円 ①1,115円/②1,995円/③4,405円①1,222円/②2,187円/③4,677円
入院(事故)
・日数
1~184日1~60日1~60日
入院(事故)
・日額
5,000円5,000円5,000円
入院(病気)
・日数
1~124日1~60日・七大生活習慣病120日
・三大疾病は無制限
・その他60日
入院(病気)
・日額
4,500円5,000円5,000円
通院(事故)
14~90日目
1,500円なしなし
後遺障害12万円~最大660万円なしなし
死亡・重度障害230万円~最大1,000万円なしなし
その他なし手術一時金最大10万円手術一時金最大10万円・先進医療特約付き(通算2,000万円まで)

終身医療保障はとても魅力的な民間保険の商品で、老後のメリットは大きく、できれば加入しておいた方がよいことは間違いありません。しかし、医療終身保険のみでは、現役時代の保障は、心もとないですね。ところが、この保険に、もし500万円の死亡・重度障害保障をつけると、保険料は、3,000円~8,000円ほどあがってしまいます。

もしも、若くて収入が低いため、大きな保険料が支払えない時期であれば、とりあえず県民共済に加入しておけば、現役の間は幅広い保障を確保できるため、おすすめです。