共済は、営利を目的としない団体によって、組合員の出資により相互に支え合う仕組みです。今回は、共済全般に言える一般的なメリットとデメリットをご紹介します。

共済全般のメリットとデメリットを知ろう!

共済のメリット

掛け金が安い
共済は、営利を目的としない団体によって、組合員の出資により相互に支え合う仕組みで、余剰金は組合員に割り戻されます。この割戻しも含め、共済の掛け金は、民間の保険に比べてかなり安いことが特長です。

保障が充実している
共済は、安い掛け金でも保障内容が充実しています。一般的に必要とされる保障が、バランスよく組み合わさっていることが魅力です。

プランがわかりやすい
共済は、掛け金が、基本的に一律で変わりません。そのため、年齢が高くなってからでも加入しやすい特長があります。

共済のデメリット

個々に合わせた保障が難しい
共済は、掛け金が安い代わりに、個人の事情に合わせた保障内容のカスタマイズが難しいです。細かいニーズのある人には、少々選びにくいかも知れません。

年齢が上がると保障が下がる
掛け金が一定である代わりに、高齢になると、保障額が下がるプランが多いので、注意が必要です。高齢になると社会保障が手厚くなりますが、自分で備えておきたい人は、他の保険で補う必要があるでしょう。

破たんした際の保護制度がない
民間保険には、責任準備金の積み立て義務や、生命保険契約者保護機構による公的制度が確立されていますが、共済にはこの制度がありません。万が一共済の運営元や団体が破たんした場合、加入者の保護が難しいと言われています。