県民共済とこくみん共済は、一体どのような違いがあり、どちらが私たちにとって有利なのでしょうか。両者の違いを比較して解説します。

県民共済とこくみん共済の違い

県民共済が、各都道府県により運営されていることに対し、こくみん共済の運営元は、全労済(全国労働者共済生活協同連合会)になります。

メインの保障プランは似ている

こくみん共済のメインとなる医療保障プランは、県民共済と似ており、年齢に応じて、子ども保障(0歳~)、総合保障(15歳~)、シニア保障(55歳~)の3タイプに分かれ、それぞれ生命保険と医療保険を合わせた保障内容が特徴です。

共通する利点
これ以外にも共通点として
・総合保障については、掛け金が性別・年齢に関わらず一律
・運用益による割戻し金
・加入に医師の診断は不要

などの利点があります。

異なる特徴
一方、県民共済(都民共済を参照)と異なる特徴としては、こくみん共済の場合、
・医療のみの保障プランがある
・終身医療保障がある
・各タイプのプランが豊富
・医療保障に女性特有の病気による手術給付金がある
・加入資格のある期間がやや短い(例えば総合保障プランは、一部44歳まで)

などが主な違いとして挙げられます。

県民共済の「総合保障」プランをこくみん共済と比較

県民共済とこくみん共済、一体どちらが有利なのでしょうか。入院・通院・後遺障害を保障する、「総合保障」で、両者を比較したいと思います。